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気密測定とその結果
前回に続き
オープンハウスでお会いしたご縁で建築中のこちらの現場。
この日は住宅の気密性能試験でした。
気密性。よく聞きますか?家の隙間の小ささを表す性能のことですが
気密性が高いと換気が計画通りに行えるため、
家の寿命ひいては住む人の快適さや安全につながる、
冷暖房器具も効果的に活用できるというわけで、
目標の気密がとれているかの確認として気密測定を行いました。
そして測定した結果は、
C値=0.6という結果が出ました。
C値は現場毎に実際測定して出てくる数字ですし目指す数値も
各々違ったりしますが、気密断熱をある程度考えた建物であれば、
C値1.0以下を目指すことが多いでしょうか?
国の次世代省エネルギー基準のC値は5㎠/㎡。
0.5㎠/㎡以下をクリアするパッシブハウスもあります。
小林工務店としては、各現場で一つ一つ丁寧に
行う施工によって気密性を高めていくという事と
大手ハウスメーカー同等以上は確保されていること、
そして気密を最高基準にする!というよりは
愛知県に住むことを考えて、換気システム×窓の数×コスト
これらのバランスが取れていることが最適と考えています。
断熱性能と気密性能は切っても切れない関係で、
相互に性能が伴ってないとその効果は発揮されないものです。
家づくりのポイントのひとつとして
よければ参考にしてみてください。